周庭さん、重罪犯収容の刑務所に移送か

 

 新年早々、明るいニュースで幕開けしたかったが、これは見逃せなかった。

 産経新聞が1日未明、香港紙の報道を引用する形で「周庭氏、重罪犯収容の刑務所に移送か 警備厳重に」と伝えた。

 香港の民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)さん(24)は自身の24歳の誕生日前日の昨年12月2日、デモ扇動の罪などで禁錮10月の判決を受け、女子刑務所の「羅湖懲教所」に収監されていた。

周庭さんが収容されている刑務所
移送前に収監されていた羅湖懲教所
東野圭吾の「麒麟の翼」も差し入れ
東野圭吾の「麒麟の翼」も差し入れ


 産経の報道によると、周さんは31日までに、重大事件の囚人が収容される大欖(たいらん)懲教所(女子刑務所)に移送されたという。

 同刑務所は、殺人や麻薬密売などの重罪を犯した「甲級犯」を収容する場所。周さんは独房に収容され、移動の際は常時、2人の係官が配置されるという。

 12月25日、移送前の羅湖懲教所で周さんに面会した支援者によると、周さんは寒さのため服を7万重ね着していた。知人は、東野圭吾の小説や絵本、韓国語学習の参考書のほか、ハンドクリーム、ウェットティッシュなどの生活用品を差し入れした。毎年、年末に日本の「紅白歌合戦」を見ていたが、今年は見れないことを残念がっていたという。

 世界には、いろいろな政治体制があることはわかる。
 でも、若者の青春を奪う権利など、だれにもない。