周庭さん24歳 獄中からの手紙公開「愛してくれるすべての人に会いたい」




 香港の民主活動家、周庭(アグネス・チョウ)さんが4日、獄中で24歳の誕生日を迎えた。
 ツイッターとfacebookには、1週間前(11月27日)にしたためた「誕生日前の皆さんへの手紙」と題した一文が公開された。

 全文は以下のとおり。

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 今日は、大欖女子懲教所に入って5日目です。ここでの日々は、一日が一年のように感じられます。時間はゆっくりと進み、毎日が「試練」です。

 留置所では作業をする必要がないので、ここにいる人たちの日常は布団を畳んだり(直角の正方形になるくらいに)、テレビ(CCTVB)を見たり、本を読んだり、手紙を書いたりすることだけです。気持ちや体調に問題がなくても、つらい日々に感じられます。私は来週の判決のこともあり、すごく不安になっていて、かなり孤独を感じています。
皆さんに会いたいです、私のことを愛してくれるすべての人に会いたいです。

 留置所には時計がありません。ここで最も慣れないことは、時間の経過がわからないということです。時刻を感じられるのは、毎日の点灯と消灯時間、そして、朝と夕方に放送されるRTHKのラジオ番組だけです(釈放されたら、RTHKのラジオ番組は二度と聴きたくありません。ごめんなさい、RTHKさん)。正確な時間を知りたい場合は、留置所のスタッフに聞くしかありません。午後には面会時間があり、夜には手紙を受け取る時間があるので、私はいつも時間を気にしています。この長い孤独な時間の中での、一番大きな楽しみです。

 ここ数日で寒くなりました。留置所は鉄製のベッドで、シーツを被せても冷たいです。ですので、私はウールの下着を着用し始めました(皆さんはまだ早すぎると思うかもしれませんが、私は寒がりなので、ここではいつも冷たい風が吹いていると感じています)。昨日の朝4時ごろ、突然の冷たい風で目が覚め、すぐにジャケットを着て、浅い眠りでさらに2時間休んだ頃、目覚まし時計のような例のRTHKの朝のラジオ番組によって起こされてしまいました。

 判決の日が近づくにつれ、私はかなり緊張し、怖くなっています。怖いのは、私は刑務所での生活に適応できるのかどうか、また、私の誕生日(判決の翌日)は塀の中で過ごすのではないかということです。私はまもなく24歳になりますが、SNSで誕生日プレゼントを募集して、誕生日の前にプレゼントを開ける動画を撮る予定だったのに、今は、誕生日も、仕事も、プレゼントを開けることもすべてなくなって、目の前には冷酷な裁判関連文書と判決を待つ不安だけしかありません。

 社会運動に参加できて光栄だと何度も言いました。今でも、この気持ちは変わっていません。あの時の社会運動に参加する勇気がなかったら、今の私はありません。恐怖が充満している現在の社会環境下で、これからの私たちにはもっと多くの苦痛と犠牲が待ち構えていることでしょう。私にとって、それは鍛錬の過程でもあります。1日も早く正義が戻り、24歳の誕生日も外で過ごせることを願っています。

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