櫻坂46の増本綺良(20)が23日、長文のブログ(タイトルは「菅井さんへ」)を公開、前日に卒業を発表したキャプテン菅井友香(26)へのあふれる思いを、「愛が重すぎてビックリさせてしまうかもしれないので、伝わるのが少しこわい気もするけど、一緒に過ごせる残りの時間 後悔したくない」と、一行一行に思いを込めて綴った。

 きらちゃんが欅坂46(当時、櫻坂46への改名前)に加入したのは今から2年半ほど前の2020年2月16日のこと。
「憧れの人を聞かれる度、ずっと菅井さんと答えさせて頂いてます」

新2期生6人、左から2人目がきら坊

 初対面だったその日、あこがれの人は、きらちゃんら新二期生6人に思いもよらない言葉をかけてくれた。緊張でガチガチ、笑顔もまだぎこちない6人に向かい、「救世主だよ」と温かく迎え入れてくれたという。
 きらちゃんは、「その言葉で、入るからには何かグループに貢献できる人になろうという決意、そして、メンバーの一人として戦う覚悟を決める事ができました。菅井さんの言葉が無ければ今の私は無いと思っています」と振り返る。
 だれもが経験があることと思うが、あこがれの人の前だと、「素直になれない」自分がいる。きらちゃんも同じだったが、「菅井さんとの時間は一つ一つが本当に嬉しくて宝物で、全部覚えています」。

 ダンスで腰を痛めた時、「痛いの痛いの飛んでいけ!」と優しく介抱してもらった思い出。
 「なぜ恋をして来なかったんだろう?」のMV撮影の日、撮影に使った花びらにサインをお願いした思い出。「絶対変な子だと思われたなって、歯に力が入り身震いをした」ことも忘れられない。  
 「思ったよりも寂しくない」の間奏のダンスでペアになった思い出。
 ツアーで毎回、「緊張を解すために背中を叩いてもらった」思い出。
 空き時間にカイロで遊んでもらえた思い出。「あんなに温かいカイロは他に存在しないと思います」

 きらちゃんいわく、あこがれの人との思い出はこれ以外にも「何千」も…。「全部を伝えると鳥獣戯画の長さを超えるブログになってしまうので残りは胸にしまっておきます」

 そんなあこがれの人と過ごせるのも、あと2か月ちょっと。素直に「好き」を伝えたい。後悔することが無いように過ごしたい。

 「これからは他のメンバーと同じようにギューしに行ってもいいですか」
 「内容のない話をしてもいいですか」
 「冗談とか言ってみてもいいですか」
 「話題がなくても近くにいていいですか」
 「素直でいてもいいですか」

 そして思いの丈を最後の一文で伝えた。
 「本当に本当に本当に本当に本当に本当に大好きです」

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きら坊のラブレター(タイトル「菅井さんへ」)全文はこちら。

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 この一文に、Buddies全員が涙したと思う。作家でおたく代表のひとり、誉田哲也氏は「可愛いなぁ、もう。この娘(きらこ)はほんとに。」とツイートしていた。