櫻坂46・菅井友香(25)は12日夜、文化放送「レコメン!」に電話出演し、前日終了した櫻坂46と日向坂46合同の「W-KEYAKI FES. 2021」(7月9日~11日、富士急コニファーフォレスト)について振り返った。
1日目は、櫻坂46として初の有観客ライブだった。休養中だった尾関梨香(23)も復帰し、全メンバー25人でパフォーマンスを披露した。
「はじめて一つのことを達成できた気持ちが大きくて、(ライブ終了後)飛び跳ねて喜びましたね。
ああ、こうやって純粋に、楽しく頑張れる、チーム感が出来ているんだな、と。素直に喜べました」
そして今回のフェスのクライマックスは、3日間のフィナーレを飾った「W-KEYAKIZAKAの詩」だった。“漢字欅”と“ひらがなけやき”の絆が込められている。両グループとも改名した経緯から、2度と歌われることのない“幻の曲”と思われてきた。
ゆっかーは「同じ“欅(けやき)”からはじまって、切磋琢磨していい関係を築いていきたいと思っています」と曲紹介。
“聖地”富士急コニファーフォレストの会場は、「欅坂46」のグループカラー、緑色のサイリウムに埋め尽くされた。
その光景をみた瞬間、ゆっかーは「どう、この気持を言っていいのかわからない感情になりました。複雑、うれしいんですけど…。(会場一面の緑のサイリウムは)ほんとにみなさんからのプレゼントだなとうれしかったんですけど、いろんな思い出が蘇ってきて」と、言葉では表現しにくい感情に包まれたという。
ライブ中はずっと涙をこらえていた。だが、終演後も「ず~っと、あの景色が消えなくて」。その思いはメンバーたちも一緒だったという。「終わったあと、涙が止まらなくて、みんなでずーっと泣いてて帰れなかったです、しばらく」
少し落ち着いた今は、こう決意を固めている。
「自分たちの中で、櫻坂46として歩んでいく決意とか、覚悟があったので、ずっと封印というか、心にフタをしていたというか。“かさぶた”みたいな感じだったんですよ。このタイミングで、それを見せていただいて、見てみないとわかんない気持ちがあった。うれしさとともに、いろんなものが蘇ってきましたね」
「もっともっと櫻坂46として成長して、(緑のサイリウムを)また違う気持ちで見れることが目標だな、みんなが心からそう思える日が来るように頑張ろうと思ってます」