お笑いタレントの土田晃之(49)が22日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「日曜のへそ」に出演し、前日、国立代々木競技場第一体育館で開催された櫻坂46・渡邉理佐(23)卒業コンサート(Day1)に参戦したことを報告、「すげえよかった」と興奮気味に伝えた。
ツッチーは同グループの冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」で、ハライチ澤部佑(36)とともにMCを務めている。改名前の欅坂46時代を含めると、7年もの間、グループの成長を見守ってきたお父さん的存在。
ツッチーは理佐の存在を将棋にたとえ、「(グループの)センターが王将、理佐はその王将を守る飛車角」「ぽん(小林由依)とりさが飛車角」と形容した。
また、アイドルグループのことを知らない世代向けに、「乃木坂46の妹分」として誕生した欅坂46(休止中)があり、その欅坂46が「バラエティーで頑張る」日向坂46と櫻坂46の2つに分かれた、と解説。乃木坂46の場合、過去に数回、卒コンが開催されているが、「欅、櫻では今回が初めて」だった、とも。
予想外の展開で序盤から(改名以降、封印されてきた)「欅(の曲)がかかり」「会場が(ファンのもつサイリウムの色の)緑になった」と振り返った。「緑」は欅坂46のグループカラーだった。(櫻坂46は「白」)
アシスタントの新内眞衣(元乃木坂46)が「それは泣いちゃうやつだ」と言うと、ツッチーは「俺も泣きそうになるくらい(だった)」と告白した。
そして新内も「大好き」という「二人セゾン」のパフォーマンスにふれた。「ここでバレエの踊りをするとき、こっち側に佐藤(詩織、2020年卒業)いたな、とか。ここに志田(愛佳、2018年卒業)いたなとか…」
欅坂46は「21人の絆」で知られた。だが、ツッチーいわく、「(メンバーが)どんどん大人になって卒業していって」、現在残っているのは理佐含め9人となった。かつては21人でパフォーマンスしたこの楽曲を、9人がステージ上で披露した。
途中、「ひとりずつがソロで出てくる」ように見える振り付けがあった。が、ツッチーは「いや、違う、違う」と否定する。
「この横には佐藤がいた、この横には(渡辺)梨加(2021年卒業)がいて…。こっちに志田がいた。ここ守屋(茜、2021年卒業)いたとか…、ここ今泉(佑唯、2018年卒業)だとか…」
理佐と志田は結成初期のころ「ザ・クール」として人気だった。だが、卒業後は“ぶちゃらけ動画”などでイメージダウンを繰り返し、「志田」の名前はあたかも“NGワード”みたいになっていたが、ツッチーはおかまいなし。さらに2020年に「脱退」した平手友梨奈(20)の名前もあげ、「平手がかつてセンターやってて。ソロで踊るところを理佐がやった」と、前日の卒コンを振り返っていた。
ツッチーは「いろんなこと思い出しながら なんか、よかったっすね。俺も一緒に踊りてえなと思いながらね。よかったっすよ」と感慨に浸っていた。