メンバーに言いたいのは「自信をもったほうがいい」ということ。
選抜にもれたりすると、自信をなくし、アイドルとしての将来に不安を覚えるケースも少なくないと思われるが、秋元氏は「あなたがたがそこにいるのは、必ずだれか審査員が推しているんです。だれかが1等賞にしているから、そこにいるんですよ」と語りかけた。
「だから真夏みたいに、たとえばカミカミだけど、なんかホッとするなという存在感かもしれないし、あすかみたいに、すごくサディスティックな厳しい意見を言う人もいるしね」。
これに対し、あすかちゃんが「ちょっと語弊ありません?それ。わたし、サディスティックかな?」と反論すると、秋元氏は「あすかは、サディスティックというか、お世辞が言えない、思ったことをそのまま言いたい人、みんな理解している。そこを、好きな人もいるんじゃないか」と言い直した。
そして「みんないろんはキャラクターあるじゃない。高山は高山で小説を書いて、すばらしいと思う」とした。秋元氏は「なんで高山だけ、かずみって言わないだろうね。高山は高山なんだよね」と脱線したが、続けて「さゆりんご(松村沙友理)は妙なプロデュース能力があって、さゆりんご軍団はこれからすごく面白そうだなと思う」と持ち上げ、
「部活だって、そうじゃない。好きなことやれば、そこに必ず仲間や、ファンがいる。何もしないと、なかなか見つけてもらえない。でも、それをネガティブに考えなくてもいい。帰宅部もある。なにもしないで、家に帰っている人が、あ、私もそうですと。そういうキャラクターが世の中に伝わっているか、伝わっていないかを考えたほうがいい」とアドバイスした。