【運営への絶望】
長沢菜々香の「卒業」をきっかけに欅坂46の運営批判が火を噴いている。
3月31日に配信された週刊朝日の《欅坂・長沢菜々香の「突然の卒業」にファンが反発するワケ》のコメント欄を読むと、ファンの人たちのやるせない思いと、運営に対する絶望の深さが伝わってくる。
いくつか引用すると…。
「運営はホントにどうしようもない。彼女達は明らかにアイドルに興味のない層の取り込みに成功したんです。それをみすみす手放すことになっている。特にスキャンダルも何もなく、献身的に尽くしたメンバーがブログで2日後に辞めますって…」
「少なくとも支えているファンに対してはちゃんと説明する責任は運営にはあると思います」
「一発目で当てたからと言って、いつまでも目玉(てち)商品だけで商売して新商品(他のメンバー)を開発しない企業はダメになるよ。メンバーはそれぞれ個性があって使いどころがあったのに、頑張っても永遠に昇進できない会社みたいにしてしまった。あげくメイン商品の平手さんにさえ、そっぽを向かれて総崩れ。急遽2期生を持ち上げるって、それは経営感覚無さすぎ。潰れる寸前の会社みたいだ」
「キャプテンのゆっかーに負担かけ過ぎ。毎回菅井に謝罪させてるじゃん。可哀想だよ…」
「運営者がメンバーの心を掴んでいない。相当適当な運営者や会社なんでしょう。行き当たりばったりで、いつも対応が後手後手」
ツイッター上では「ファンクラブから退会しました」という報告が相次いでいるという。
【職務執行者は秋元ブラザー】
欅坂46や日向坂46を運営する「Seed & Flower合同会社」のウィキペディア(Wikipedia)のページを久しぶりにのぞいてみた。
「もう一つの【嘘と真実】は?」を書くときに参考にした。前回気が付かなかっただけかもしれないが、「特記事項」に以下が記載されているのが目を引いた。
◇登記上の代表社員 株式会社Y&N Brothersと株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
◇職務執行者 秋元伸介と今野義雄
欅坂の運営の代表はソニー・ミュージックレーベルズ執行役員の今野さんだと思っていたが、秋元伸介さんの名前が先に記載されている。
株式会社Y&N Brothersは2015年、秋元康さんが設立した。秋元さんが顧問になっている上場企業が投資家情報として開示した資料に掲載されている。
代表取締役は弟の秋元伸介さん、社名のY&Nは兄弟の名前の頭文字からとったとされる。 「Seed & Flower合同会社」の実権を握っているのは秋元伸介さん、その人なのか。
(この項つづく)