直木賞作家・西加奈子の傑作を映画化した「さくら」(矢崎仁司監督)が11月13日(金)から全国ロードショーされるが、同映画の公式ツイッターがアイドルグループ欅坂46(現・櫻坂46)ファンの間で「エモい」と話題になっている。
同映画は、サクラと名付けられた1匹の犬と5人の家族の姿を描く。北村匠海、小松菜奈、吉沢亮をはじめとした旬なキャストの熱演も見どころ。櫻坂46メンバーの小林由依(21)も主要キャストの1人として登場している。
5日に更新された公式ツイッターは「絶賛の声が到着」として、タレント長濱ねる(22)からのコメントを紹介している。
さくらはあの家の神様だった。
机の下でみんなの真ん中で、
ボールを受け止め続けていた。
生きよう。やっぱり生きたほうがいいのだ。
当たり前のようなその気づきは
なんだかすごく大切なもののように思えた。
これに対し、フォローワーからは「なんかすごく嬉しい。ゆいぽんの出てる作品にねるちゃんがコメントするの」「エモエモのエモ」「西加奈子さんの作品を読み込んでるねるさんの言葉だからこそ心に深く染み入ります。」といった反応が寄せられた。
ねるとゆいぽん(最近は後輩からゆい姐、ぽん姐と呼ばれている)はアイドルグループ「欅坂46」でともに活動した間柄。
3rdシングル「二人セゾン」のカップリング曲のひとつ「夕陽1/3」はユニット「てちねるゆいちゃんず」(平手友梨奈・長濱ねる・今泉佑唯・小林由依)の持ち歌。ライブではパフォーマンスを披露したものの、MV(ミュージックビデオ)はなく、ファンの間で“伝説の1曲”となっている。
ねるは、ゆいぽんのことを「コバ」と呼んでいた。グループ卒業のさい、ねるは「コバは、すごいいちばんなんか自分と闘っている気がして、実はいちばんすごく心配だなって思うのね。あんまり無理しすぎず、このままでいてほしい」と思いを伝えると、ゆいぽんは「泣きたいときにねるに抱きついたりしてたのが懐かしいなと思ったり、ふざけて話しているときがめっちゃ楽しかったです。ありがとう」と感謝の言葉を返していた。