櫻坂46の藤吉夏鈴(20)、田村保乃(23)と、欅坂46時代から楽曲の振り付けを担当しているプロダンサーで振付師のTAKAHIRO先生(40)の3人が8月26日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に出演し、櫻坂46の楽曲のエピソードなどを語り合った。

 「夏鈴ちゃんがMV撮影で残した伝説エピソード」をTAKAHIRO先生が明かしたあと、

 夏鈴ちゃんは「“偶然の答え”のラストサビのシーン、あの雰囲気が撮れたのはTAKAHIRO先生のおかげなんですよ」
 「多分、わたしが感情をうまく解除できていなかったを見たからなのか、わかんないですけど、TAKAHIRO先生が寄ってきてくださって、“次のシーンは藤吉の自由にやっていいいから”と言ってくださった後のシーンなんです」と応じた。
 さらに、「MV撮影もそうですし、ライブもそうですけど、TAKAHIRO先生の一言で、自分の思い描いている世界に没頭できるというか、そういう機会が多い気がしますね」と恩師への感謝を伝えた。

 すると、TAKAHIRO先生、「ほにょほにょほにょ~」と、ほのすの必殺技(別項参照)を繰り出した。「なんでふざけるんですか」と夏鈴ちゃんに詰め寄られると、「恥ずかしくなっちゃってさ」。
 本家ほのすは「大丈夫です、そういうふうに使ってください」と、丸パクリに寛大だった。

 先ごろ開催された野外ライブ「W-KEYAKI FES. 2022」では、夏鈴ちゃんが「ほんのふとしたシーン」で加えたい振り付けをTAKAHIRO先生に相談してきたという。
 TAKAHIRO先生が「藤吉のいいところは、そのときの空気で、あの場所、あの感情でしか出ないものを、藤吉は持ってきてくれるから……いい!」とほめると、今度は夏鈴ちゃんが照れて「ほにょほにょほにょ~」。
 「おっ、出ました!」(TAKAHIRO先生)
 「初めてやった」(夏鈴ちゃん)
 ほのすは「よかったです。2人、ありがとうございます」と、2人が必殺技を繰り出してくれたことに感謝していた。

【ほのすの必殺技「ほにょほにょほにょほにょ~」誕生秘話】

 田村保乃は昨年6月20日放送「そこ曲がったら、櫻坂?」の「番組盛り上げテクニック講座」で、「(バラエティー番組出演のさい)何も返しが思いつかないとき、すべったとき、これさえ言っておけばなんとかなるというフレーズはありますか?」と、講師役のオアシズ大久保佳代子さんに質問した。

 大久保さんは「独自なものを言ったほうがいいと思いますよ。突拍子もない単語とか…」。
 そして、メンバーのまつりちゃんから「あだなが、ほにょと呼ばれる」とのエピソードを聞くと、「ほにょほにょほにょほにょ~」と即席でフレーズを作成した。

 「いける田村?」とMC澤部にうながされると、振り切った感の「ほにょほにょほにょほにょ~」を披露した。メンバーもスタッフも一同大爆笑。

 MCのツッチーも「これ、やったらファン減るかなと思ったけど、今の感じは増えるね」と太鼓判を押し、大久保さんも「かわいい」とほめていた。

 TAKAHIRO先生は「田村の必殺技。困ったとき、あれをやれば、全部OKになるという魔法の振り付け」と評している。いつか、振り付けに入るかもしれない(?)