櫻坂46の藤吉夏鈴(20)、田村保乃(23)と、欅坂46時代から楽曲の振り付けを担当しているプロダンサーで振付師のTAKAHIRO先生(40)の3人が8月26日深夜、TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」に出演し、櫻坂46の楽曲のエピソードなどを語り合った。
 この中で、「フリーの時間は何をしているか?」という話題で、夏鈴ちゃんは「映画、ドラマ、本」などと答えた。そして、「好きすぎて」最近4回リピートして読んだ小説があることを打ち明けた。
 「その世界から抜け出したくなくて。(読み終わると)もう一回入り口(最初のページ)から戻ります」。早いときは、読み終えて3日後には最初の1ページ目に戻って読み返していたという。

 夏鈴ちゃんをそこまで没頭させた一冊は、凪良ゆう作の「流浪の月」。3年前出版され、第17回本屋大賞を受賞するなど話題を集めた。広瀬すず、松坂桃李のW主演で映画化もされている。「傷物にされた可哀想な女の子」と、「ロリコンで凶悪な誘拐犯」とされた2人だったが…。

 「苦しいですね。言い表わせない2人の関係、家族でもないし、友人でもないし、恋人でもないいびつな関係に見えるんですけど、2人の間には、ほかの人からは見えないような絆があるんですよ、それが素敵だなと思って」

 「わたしが感じたことない、見えたことない絆の形だったので、すごく新鮮で面白かったですね」
と夏鈴ちゃん。

 もともとはあまり本を読まないタイプだったが、「これをきっかけにほかの本も読もうと思いました」。

 (私も読んだことがなかったので、amazonで注文しました)