不倫の代償16億円 医療ベンチャー・メドレー代表が愛人報道で辞任

 

 東証マザーズ上場の医療ベンチャー、メドレー(銘柄コード4480)に注目が集まっている。2月3日終値は前日比60円安の5060円。

 注目を集めた理由は、引け後に報道された「文春オンライン」のスクープ記事。

 文春によると、同社の代表取締役(医師)、豊田剛一郎氏(36)が、緊急事態宣言の最中、愛人女性と密会を重ねていたことがわかった。豊田氏自身も事実を認め、「深く反省し謝罪するとともに、個人的にも社会的にも然るべき責任をとっていきたいと考えております」とコメントした。

 さらに文春報道の2時間後の午後4時40分、同社が「代表取締役の異動(辞任)に関するお知らせ」と題するリリースを発表、同日付での豊田氏の代表辞任を明らかにした。

 同社はこの日、取締役会を開き、豊田氏からの代表辞任の申し出を受理。豊田氏は「株主の皆様、顧客の皆様、当社従業員やご家族、パートナー企業の皆様、そして社会の皆様からの信頼を著しく損なう行動」と謝罪した。さらに、役員報酬の返上や無報酬での勤務、ストックオプションの未使用分(32万株、発行済株式総数比率1.03%、3日終値換算で約16億円)の放棄などを申し出ている、とした。ただし、取締役(常勤)として今後も会社に残る。

 豊田氏はTBS系の報道番組「news23」でメインキャスターを務める小川彩佳アナ(35)の夫。小川アナと豊田氏は2019年2月に結婚を発表した。小川アナは昨年7月29日に第1子を出産した。自身の番組で、夫の不倫スキャンダルについてコメントするかどうかも注目されている。

 4日以降の株価への影響も懸念されている。

 豊田氏はNHKなどのメディアにたびたび露出し「日本の医療を変えていく」と公言、古い体質が残る医療界の改革者として脚光を浴びてきた。

 投資家からは「今回は脚光の浴び方が違ったな」

 「チャートぶっ壊れますね」
「緊急事態宣言下での不倫はメディアや国民が最も嫌う」
「医療が逼迫してるこの時期に医療従事者を相手にしてる企業の社長が外出自粛を嘲笑うように不倫」
「連続S安かな。値が付いてもこのイメージはマズイ。取引先にも影響するだろう」

との声が出ている。

豊田剛一郎氏
医療業界の改革者のイメージだった豊田氏。過去にはキンコン西野とメディアで対談したこともあった