あれをカッコいいと言うのか…?という僕個人の考えは、胸にしまっておくとして。
血のにおいがするパフォーマンスだった。
「憤怒」「絶望」「慟哭」、抑えきれない感情が暴発する。そして傷口には、いまだ血がにじんでいる…と妄想した。
歌詞はあくまでフィクションである。平手友梨奈個人に結び付けるのは危険だが、あえて連想させようとしているのかもしれない。
強い言葉で「部外者に言わせるものか」「私は許さない」とシャウトし、「守る」「死なせない」「救う」との覚悟を、全身で表現した。そして、この歌詞が脳裏に残る。
誰かの悲しみを癒す その一瞬のために夢のようなターン決めよう
「孤独」のヒロインが、闇に包まれた過去と決別、だれかの「希望」となるべく歩き出す…。