魂が浄化された…。
前回(10日深夜)の「欅って書けない?」は“神回”と言っていいのではないか。
「たむたむ」「るんるん」イジリに続いて、番組名物の「ぽんぽん」イジリで、まず笑わせてもらった。
すしざんまいの食事券をかけた1期VS2期VS新2期の“三つ巴対決”で、早泣き対決に登場したゆいぽん(小林由依)。
「あっ、そうか、女優業も…ね」とMC澤部佑が、ゆいぽんが1期から選抜された理由を納得していると、「でも泣きの芝居はやったことないんです」とゆいぽんは不安そう。
すると澤部は、「謙遜するなよ」と言わんばかりに、力強くこう形容した。
「泣きのぽんぽん!」
澤部を怖い顔でにらみ返すゆいぽんを見て、もう一人のMCツッチーが震えた。
「おい今、小さな声で殺すぞ、と言ってた」
「そんなこと言ってない」とあわてて手を振って否定したゆいぽん。テロップでは「マジで、ホントに」と言ってました、と説明されていた。
「よーい」の合図で泣き対決スタート。それまで笑顔を見せていたゆいぽんが、気持ちを込め始める。
10秒…20秒…30秒。
ゆいぽんの右目から涙が一滴ほほを伝った。
「こいつ」
「すげぇ~」
MC2人も、ゆいぽんの女優魂に圧倒された。
澤部が「菅井(友香)も見てみたいな」と言い出し、ツッチーも「ホントだ」と応じた。
ゆっかーは舞台「飛龍伝2020」でヒロインを演じ、女優としても活躍の場を広げている。「舞台では泣きましたね、けっこう」と振り返った。ただ、ストーリがあり、まわりの役者の芝居に応じて感情がこみ上げてくるのと当然だが、まるで違う。
不安そうだったゆっかーだが、気持ちを込め始めると、「36秒」で涙がハラリ…。
MC2人が「1期、ガチだな」と驚いているそばで、ゆっかーは「えーっ、悲しい…」と声をあげ、「家族が死んじゃったらどうしよう」などと想像していたと明かした。
「舞台で、感情のスイッチがいろんなところで見つかって…止まんなくなっちゃった」と泣きじゃくるゆっかーの姿を見ていると、こっちまで「愛おしい」と心揺さぶられた。
真っ白なものは汚したくなる。
でも、ゆっかー&ゆいぽんの涙は、すべてをきれいに洗い流してくれる…。