ゆうパラの金田哲と小池美波ゆうパラの金田哲と小池美波


 坂道オタで有名な「はんにゃ」金田哲(35)がパーソナリティを務めるNHK-FM「はんにゃ金田と櫻坂46と日向坂46のゆうがたパラダイス」(毎週月曜)の最終回が3月15日放送された。

 同番組は欅坂46時代の2017年4月スタート。きんださんは冒頭、「4年にわたってお送りしてきたこの番組ですが、きょうで最終回となります。放送時間を40分拡大してお送りします」とあいさつ。櫻坂46からは尾関梨香(23)、小林由依(21)、菅井友香(25)=登場順=の3人がリモート出演し、きんださんとトークを繰り広げた。

櫻坂46の尾関梨香
おぜ姐には、きんださんも頭が上がらない


 この日のトップバッター、おぜちゃんについては、2017年9月の初登場の印象が強烈だったという。オンエア5秒前に「これ生放送ですか?」ときんださんに聞いてきた。「生放送だって言ってるのに」。


 おぜちゃんは「初々しかった」「おバカでした」と自虐的に語ったが、そんなおぜちゃんに、きんださんが助けられたこともあったという。「酔っぱらい事件、あれから(呼び方が)おぜ姉になった。おぜ姉には頭が上がらない」と神妙な口調で振り返った。

 リスナーからは、「円陣」に関する質問が届いた。櫻坂46に改名後、円陣の掛け声も変わった。あるメンバーが昨年末、ゆうパラに出演した際、「掛け声を口パクしているメンバーがいる」疑惑を暴露、おぜちゃんが怪しいという話になった。

 きんださんに「どうですか?」と聞かれ、おぜちゃんは「これは激おこですよ。ちゃんと言っています」と疑惑を完全否定、その証拠に実演すると…(おやっ??)

 おぜちゃんは「痛いとこ、出ちゃいましたね」とヘラヘラしていたが、ライブモードになれば大丈夫と自信を見せていた。(信じましょう)

櫻坂46の小林由依
「おこだよ」も披露してくれた

 2番手はぽん姐。

 リスナーからのリクエスト曲「危なっかしい計画」では、狂犬ゆいちゃんの煽りを発動してみせ、「テンションあがりますね、夏のフェス思い出しますね」ときんださんも大興奮だった。

 かと思えば、ムチャブリコーナーでは「埼玉のぶりっ子代表として一言」をリクエストされ、ぽん姐、「このあとも聞いてくれないと、おこだよ」とめちゃくちゃ可愛くささやき、ファンのハートを射抜いた。(本人は「寒気した」らしいが…)

櫻坂46キャプテン・菅井友香
半袖で登場したこともあった

 ラストに登場したのはキャプテンゆっかー。

 ゆっかーは、ゆうパラの前身番組に小池美波、平手友梨奈とともに初出演した(2016年9月)。このとき、みいちゃんが眼帯をしていて「独眼竜小池のときですね」ときんださん。

2016年9月のゆうパラに出演した(左から)ゆっかー、みい、てち
2016年9月、きんださんと共演した欅坂46のゆっかー、みいちゃん、てち(左から)

 また、2018年1月にゆっかーが出演したとき、半袖姿だったことも印象に残っているという。

 ゆっかーは「卒論があって追い込んでいた。朝苦手でギリギリまでやっていた」という事情を説明。きんださんは「あれ、半袖でくるんだ、体育会系の子なんだ」と思ったという。

 
 きんださんは、欅坂46(現櫻坂46)、けやき坂46(現日向坂46)の全メンバー(卒業生含む)と、このラジオで共演してきた。「ほんとに、いろんな思い出ありますし。地方へ行くと、学校帰りとか、バイト行く途中に聞いてますと(リスナーに)言ってもらえた。クスッと笑えたり、いやされたり、豊かになってくれていたなら、役目果たしかなと思います」と、この4年間を振り返った。

線香姉妹の土生瑞穂(左)と小林由依がゆうパラ出演
線香姉妹の土生瑞穂(左)と小林由依がゆうパラ出演

 そしてラストは、きんださん自身のリクエスト曲で締めくくった。

 「いろいろ考えました。最後らしい楽曲、エモい気持ちになりますね。これをかけながらお別れとなります。ボクもゆうパラから卒業です…」

 選んだのは欅坂46の「制服と太陽」。

 

欅坂46「制服と太陽」

 きんださんは「長い間、ありがとうございました。
 またどこかで、ごっつんこ」と、リスナーに別れを告げた。