櫻坂46の小林由依(21)が9日、「当面の間」活動休止することを発表した。公式サイトが「休養のお知らせ」を伝えたのに続き、ぽん姐本人もブログで「今後、より全力で活動に励むため少し休憩期間が必要だと思い、決断させていただきました」と報告した。(※アイキャッチ画像は昨年10月、欅坂46ラストライブで「渋谷川」を歌う小林由依 /撮影・上山陽介)
櫻坂46のメンバーが一時休養するのは尾関梨香(23)=今年5月から休養、7月のケヤフェスで復帰)に次いで2人目。
ぽん姐によると、「今年に入ってから“お休みをする”という選択肢が頭に浮かび、その都度、相談しながらお仕事を続けて参りました」というから、運営サイドも本人も「休養」は既定路線だったのかもしれない。
ただ、ファンにとっては寝耳に水だった。櫻坂46として初の全国ツアーの直前というタイミング。「櫻エイト」の一角、ぽん姐はステージにいなくちゃいけない存在なのに、全公演欠席となった。そしてツアーのラストはぽん姐の地元、さいたまスーパーアリーナ3DAYSである。このことが決まったとき、「自分の出身地でライブが出来るのがとても嬉しいです!」と喜んでいたのに、どうして?と思わず口に出てしまう。個人的には、昨年7月の「欅坂46の5年の歴史に幕」と伝えられたとき以来の衝撃だった。
公式発表のあと、キャプテン菅井友香(25)は、ブログを更新し、「(欅坂時代から)ここまで駆け抜けて来てくれたからこそ、この機会にしっかりお休みして自身の時間を伸び伸び過ごして貰えたらなと思います」とつづり、ふーちゃん齋藤冬優花(23)は「どんな時も前に立ち、時には自分を犠牲にしグループを引っ張り続けてきてくれた人です」と、ぽん姐の存在の大きさを語った。
偶然かもしれないが、今年休養を決断したふたり、「おぜぽん」は2ndシングル「BAN」の特典映像「SAKURA BANASHI~いま、話したいこと~」で、たき火を前に、「これからの活動」などについて話し合っていた。
2人は「クソ真面目」が共通点と言い、「これは変わらないね」と笑っていた。そして、おぜちゃんから「辞めたいと思ったことある?」と聞かれたぽん姐は「あるある、ぜんぜん…」「絶対、本気で辞めたいな、と思ったのは1回」と打ち明けていた。
今年に入ってから運営サイドと相談していたというのは、「卒業」が念頭にあったのかもしれない。
でも、ぽん姐は「心配せず、待っていていただけたら嬉しいです」「また笑顔で戻ってきます!」とファンに向かって約束している。
ぽん姐のかっこいいパフォーマンス(欅坂46のラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」のトルネードなど)
心にしみる歌声(欅坂46ラストライブでの「渋谷川」、涙が出ました)
そして冠番組「そこ曲がったら、櫻坂?」でのボソッと毒舌…。
復帰のその日までお待ちします。