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元欅坂46で女優としても活躍中の平手友梨奈(19)が9日、フジテレビ系の音楽特番「2020 FNS歌謡祭」第2夜(後6・30)に出演、自ら制作に携わったオリジナル曲「ダンスの理由」を初披露した。ファンからは「マイケル・ジャクソンみたい」「カッコよすぎる」など絶賛の声が上がった。
今年1月、グループを「脱退」した平手が歌声を披露するのは、昨年9月の欅坂46初の東京ドーム公演以来、約1年3か月ぶりだった。同公演のラストで、平手は一人で登場し、ソロ曲「角を曲がる」を5万大観衆の前で切々と歌い上げた。
初オリジナル曲のタイトルは「ダンスの理由」。作詞はグループ時代から変わらず秋元康氏(62)が担当した。作曲は3人で、そのうちの1人に平手友梨奈の名前がクレジットされた。(あとの2人は辻村有記・伊藤賢)。ちなみに作詞・秋元、作曲・辻村有記&伊藤賢は、欅坂46のラスト配信シングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」を手掛けた顔ぶれだった。
平手は男女のダンサーを引き連れ、激しくパフォーマンス。「I don’t give up」「いつかの自分死なせない この腕で守る」「誰かの悲しみを癒やす その一瞬のために夢のようなターンを決めよう」とシャウトした。
平手の久しぶりの歌声とパフォーマンスを視聴したファンは「平手友梨奈かっこよすぎるやん」「てちはマイケルジャクソンなの?」「三浦大知みたい」「友梨奈ちゃんの可能性って無限大だなと圧倒された」「すごいものを見せてくれた。作曲もしちゃってるのすごいし尊敬」「欅にいた時代の心情謳ってるみたいな歌詞でほんまに激アツ」との反応が寄せられた。
辻村有記の公式ツイッターは、平手の出演後、「平手友梨奈さんの新たな楽曲『ダンスの理由』の作曲に携わらせていただきました。ソロ初披露となったFNS歌謡祭でのパフォーマンスも素晴らしかったです!」とコメントした。
平手は過去3度、グループ活動とは別にFNS歌謡祭に出演した。直近では、今年8月、森山直太朗(44)の名曲「生きてることが辛いなら」で、パートナーの少女ダンサーとともにステージに登場、森山の歌唱に合わせてダンスを披露し「鳥肌半端ない…」と大きな反響を呼んだ。
今回の出演は今月3日に発表されたが、コラボなのかソロなのか明かされず、「内容は生放送で発表」とだけ伝えられた。「ここまで隠密なのは、海外スター並み」(音楽関係者)とされ、平手のパフォーマンスへの期待が高まっていた。
「FNS歌謡祭」第2夜にはアーティスト48組が出演。平手が絶対的センターを務めた「欅坂46」から改名し、この日デビュー曲「Nobody’s fault」をリリースした「櫻坂46」も出演した。