ドラマ ボーダレスドラマ ボーダレス

 

 先日、「ボーダレス」の文庫本が届いたので一気読みした。

 乃木坂46、櫻坂46、日向坂46“3坂”初共演ドラマの原作、作者は「ストロベリーナイト」で知られる誉田哲也氏(51)。

 誉田氏の作品は、5、6年前にけっこう読んだ記憶があった。
 代表作の「姫川玲子」シリーズ、「歌舞伎町セブン」シリーズ、ジウ三部作のほか、「春を嫌いになった理由」「あなたが愛した記憶」「主よ、永遠の休息を」など。

 ただ、青春もの「武士道シリーズ」はあまり興味をそそられなかったのでスルーしてきた。

 今回の「ボーダレス」は、事前に配役(キャスト)がわかっていたので、原作に没頭するというよりは、じっさいの彼女たちを思い浮かべながら読み進めた。

 ああ、ぽんぽんが…!!
 ええ、るんちゃんが??

 思わず声が出そうになった。

 キャスティング、いいんじゃないでしょうか。

 個人的には、理佐の妹で盲目の少女役、濱岸ひより(日向坂46)と、堅牢な屋敷のバルコニーに佇む謎の少女役、遠藤さくら(乃木坂46)の2人が、どんな演技を見せてくれるのかが、楽しみ。