急性心筋炎・心膜炎のため入院していた俳優の志尊淳くん(26)が13日、自らのツイッターなどで退院を報告、「今はとにかく生きていられることが幸せです」と心境をつづった。

 

志尊くんのメッセージ

 所属事務所が志尊くんの緊急入院の事態を知らせたのは3月26日のことだった。現状は「元の生活に戻れるように、ゆっくりリハビリをしている」という。

 入院前、「普通の風邪」と思っていたが、「次第に呼吸が苦しく」なり、病院についたときは「心不全」を起こしていたという。数日間、ICUで懸命の治療が行われた。「病院に行くのがもう少し遅かったら、我慢していたらと考えると今でも背筋が凍る思いです」と振り返った。

 治療中、「何度も心が折れそうになった」と想像以上に症状が重かったことをうかがわせた。「家族、仲間、友達そして応援してくれている皆さんのメッセージや優しさに助けられました」と感謝の言葉を伝えた。

 今後については「まだまだ油断できない日々が続きますが、ゆっくりゆっくり自分の体と向き合いながら一歩ずつ歩んでいきます」「みなさんと会える日を楽しみにしています」と復帰を誓った。

映画「さんかく窓の外側は夜」に出演した平手友梨奈
さんかく3兄妹

 志尊くんは今年1月公開の映画「さんかく窓の外側は夜」に出演。W主演の岡田将生(31)、ヒロイン役の平手友梨奈(19)の“さんかく3兄妹”の仲良しエピソードも話題になった。

 同映画の森ガキ侑大監督は、「本当によかった。生きていられることが幸せですが、胸にささります」とツイートした。