「B級」ニュースステーション
今年ファンになって以来、欅坂46、改名後の櫻坂46の冠番組「欅って、書けない?」「そこ曲がったら、櫻坂?」を、毎週楽しみに見てきた。その中から、個人的に記憶に残った「名場面」ベスト10を独断でピックアップしてみた。
今回(前半)は1位~5位まで。
1位と2位でちょっと悩んだけど、やっぱりこっちかな。
櫻坂46へ改名した直後、内容を知らされないまま、全メンバーが急遽、招集された。「何が起きるのか?」と不安が募るメンバーたち。
一人ひとりの顔がクローズアップされるが、いつもの笑顔が消えていた。重苦しいほど、ピーンと張りつめた緊張感…。
そこへ、冠番組のMC、澤部佑が不意に登場した。
すると、前列にいた尾関が驚きのあまり、おっとっとっと…と見事なズッコケを披露した。
澤部は「尾関!! いいリアクションするね」とツッコミ、メンバーも大爆笑。
続いて、櫻坂46の初のフォーメーションが発表された。
発表の大役を務めた澤部も、尾関のリアクショ
ンで一瞬、和んだ雰囲気から始めることができたので、「尾関、助かるよ」と感謝の言葉を向けた。
2位は感動の名シーン。
澤部賞をかけた「タイマンバトル完結編」に登場した新2期生の大園玲ちゃん(20)。
大学で心理学を勉強しているという玲ちゃんは“大園メモ”を片手に、「澤部さんのお悩みを解決します」とカウンセリングを開始した。
澤部が優柔不断なんです。すごい。なんにも決められない。ご飯食べに行っても誰よりも遅いし。決められないんです。どうすればいいですかね?」と、悩みを打ち明けると、玲ちゃん「直さなくていいと思います」と微笑んだ。
「えっ?」と驚く澤部に向かって、
「芸人さんという道を選ばれたり、奥さんとご結婚されていたり、人生で重要な場面ではきちんと決断されているので、日常生活の小さなことで迷ってしまう自分を責めずに、選択肢にあふれている人生を楽しんでください…」
玲ちゃんが、鹿児島なまりの残る訥々とした口調で、そう告げると、全員が納得し、万感の拍手をおくった。
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今年の冠番組のMVPは全力少女ぽっぽで決まり!と個人的には思っている。番組デビューから笑撃!の連続だった。
その後も「枯れたベンジャミン」エピソードや、「井戸の魔物完コピ」パフォーマンスで楽しませてくれた。
澤部賞をかけた「タイマンバトル完結編」などで、3週連続でMCの大役を担当した原田葵&井上梨名の同い年コンビ。
葵ちゃんは、MCの立ち位置でピョンピョン弾みながら、「私、澤部賞もらったことないんですよ。私が休業してから澤部賞というルールが始まったんですよ」と初の“ご褒美”を期待していると、澤部に「とことん縁がないんだな、じゃあ」と冷たく切り返された。
「ぴえん…」と一言つぶやき、うなだれてしまった葵ちゃん。
ひな壇のふーちゃんが「ぴえんって…」と小さくつぶやくと、聞き逃さなかった澤部は「ぴえん…つったのか。2度とこの番組で“ぴえん”を使うな」とツッコミ、笑いを誘った。テロップでも「使う人初めて見た」と流れた。
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土田王決定戦(前半)で、ツッチーの後輩芸人3人からツッチーにまつわる質問が出題された。
最初の出題は「(後輩3人のうちの1人)武井さんの名前は?」だったが、ぽんぽんは、早押しにあせって、設問を聞く前にボタンを押してしまった。
MC澤部が「一回、言ってみる?」。
一瞬考えたぽんぽんは「武井ドンゲバピー」と回答したところ、なんと大正解!
まさかのミラクル回答にスタジオも騒然とし、ぽんぽんも両手をバンザイして大喜びだった。
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(後半につづく)