欅坂46の“しーちゃん”佐藤詩織が出演するので、16日放送のTBSのバラエティー番組「この差って何ですか」を見た。音痴&絵心なしの人間には“神番組”だった。
番組ADのみなさんがおうち時間の1か月に自分で設定した課題に打ち込むという内容だったが、音痴だった女性ADさんが1カ月の特訓の成果で、なかなか上手に歌えるようになっている姿に「よかったね」と声をかけたくなった。
音痴だとカラオケで恥ずかしい思いするからね。昔、カラオケがこんなにはやってない頃、新人記者だったわたしは取材先の知り合いなどに飲みに連れていかれ、「まずは若者から歌え」と、バーの中央のステージに立たされ、へたっぴな歌を強要されて、赤っ恥をかいてばかりだった。
何十年たっても、歌うのは好きなんだけど、からっきし、うまくならない。諦めてたけど、片耳に耳栓をして骨伝導で自分の声を聴くと、徐々に音程が定まっていくということが、今回の番組で証明された形。チャレンジしてみようと思った。
絵もね、よく描いたのはチューリップと富士山くらい。娘は美大だというのに、おとーちゃんは絵心なし。
しーちゃんの絵はさすが…というか、もはや芸術家の域。
番組ではレギュラーのつっちーの似顔絵に出演者5人がチャンレンジし、画伯から幼稚園レベルの5段階に判定されたが、しーちゃんは画伯レベルだった。
けやかけで長年一緒のつっちーは「なんなんだよ、アイツは」と、改めてしーちゃんの画力に圧倒され、MCの加藤浩次も「レベル高すぎません」と唖然としていた。
このあと、指導の先生が似顔絵を描くときのポイントを教えてくれたが、わかりやすくて、これなら自分にもできそう、と思った。音痴と絵心なしのコンプレックスが少し晴れそうな気がしてきたので、番組を見てよかった
これもしーちゃんのおかげ、かな。
美しいしーちゃんを、欅坂のファン以外の方にも見ていただけたことも、とてもよかったと思った。