今泉なう今泉なう

 残念なことだけど、女優の今泉佑唯(21)が主演する舞台「あずみ~戦国編~」の主催者は16日、4月4、5日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで予定していた公演を中止すると発表した。

 

 その日夜、今泉はツイッターに「なう。。」と一言つぶやき、殺陣をひとり練習している後姿をアップした。その2時間後、「帰る」と投稿。

 心情が伝わってくるようでせつないね。

 先日、「100文字アイデアをドラマにした!」テレビ東京のオムニバスドラマ(今泉主演)を見た。都合のいい女や新妻など数種類の役を演じていた。ベタだけどキュンとくるストーリーのものもあって熱演だと思った。

 かつてけやかけのMC、ツッチーが欅坂を卒業する今泉に向けて「バラエティーにはこないでほしい」とアドバイスを送っていた。ツッチーによると、アイドルを卒業すると、バラエティータレントに転身するケースが多いし、安易にバラドルを目指す傾向があるが、生き残っているのはたった2人…井森美幸と島崎和歌子だけと言っていた。元アイドルのレジェンドだけど、「ああなりたい?」とも語りかけていた。最近だと、この二人に並んできたのがサッシー、指原莉乃でしょうね。

 

 バラエティータレントが活躍できるのはテレビ番組だけ。しかも、次から次へと若くきれいなタレントが出てくる。ここで生き残るのは至難の業だ。これに比べ、女優さんはテレビドラマのほか、映画、舞台…と活躍の幅が広いし、若い時だけじゃなく、年配になっても活躍できる。

 今泉が進んでいる道は間違っていないと思う。コロナショックでせっかくの舞台が流れるのは痛恨だろうが、ここで勉強したこと、努力したことは今後に必ず生きていくだろう。

 あずみの演出家は今泉について「当たり役にはまった感じがする」と絶賛していたとネットニュースに出ていた。社交辞令半分でも、もう半分は本音だと思う。