【全宇宙、全人類史上初解禁】
11月23日深夜に放送された文化放送「レコメン!」で櫻坂46の1stシングル収録曲「Buddies」のフル音源が、パーソナリティのオテンキのりさんいわく「全宇宙、全人類史上」初解禁された。
イントロから「宇宙」「壮大」「ロマン」を直感させるような出だし。さらに曲を聴いていくと、「櫻坂46としては新たな挑戦だな」と感じた。これまでは、ダンスを中心に“魅せるパフォーマンス”が秀逸だったが、歌声にはちょっぴり不満が残っていた。
天ちゃん初センターのこの曲は“聴かせる曲”と感じた。
YO!絶望は涙と一緒に捨てよう
生きよう 生きよう 生きよう
歩こう 歩こう 歩こう
未来へ 未来へ 未来へ
歌詞のこんなフレーズ。
センター天ちゃんをはじめとしたメンバーたちの歌声が、胸に響く…。
【「Buddies」は櫻坂46の表題曲】
ファンの人たちのブログなどで「歌詞」がアップされていた。
欅坂46を脱ぎ捨て、いま櫻坂46として再出発した姿が、まさにそのまま描かれている。
ファンなら、「歌詞」が紡いでいる言葉の数々に、胸をしめつけられることもあるのではないだろうか。
曲中に「YO」という掛け声がある。ライブでは、ファンも一緒になって「YO」と歌いたい。この曲は、1stシングル「Nobody’s fault」のカップリング曲という位置づけだが、違うと思う。
この曲は、メンバーと、メンバーを支えてきた運営、パフォーマンスを作り上げたダンサーや衣装さん、そしてファン全員のもの。言ってみれば、櫻坂46ファミリーの「表題曲」なのではないか。
欅坂46の東京D公演は、てち(平手友梨奈)のソロで幕を閉じたが、櫻坂46が再び、東京Dに戻ってきた日には、この曲をメンバーとスタッフと5万大観衆が全員で大合唱し、喜びの涙を流したい、と夢想してみた。
【よーい、はじめ】
そう、この曲は合唱が似合う。
「合唱」と書いて、ふと思い出した1曲がある。
「GIRLS LOCKS!」で、番組を卒業するてちに対して、リスナーがおススメしたRADWIMPSの「正解」(18FESバージョン)。
リスナーは、おススメのポイントとして「最後のほうに “制限時間はあなたのこれからの人生 解答用紙はあなたのこれからの人生 答え合わせの時に私はもういない だから採点基準はあなたのこれからの人生 よーい、はじめ” っていう歌詞で終わるんですよ。そこがいいなぁって思って」と解説。
曲を聴き終えたてちは「最後の歌詞もすごい響いた…」と感想を語っていた。
今年9月には、秋元康氏プロデュースのラジオ番組で、てちとRADWIMPSの野田洋次郎の初対談が実現した。
秋元氏がてちを「二度と出会えないかもしれない天才」と呼び、旧知の野田に「まかせたい」と言っていたことが、この対談で明らかになり、話題になった。
秋元ー野田ーてちー櫻坂46。
人間関係の点と線。
「正解」になぞらえると、「欅坂46の絶対的センターはもういない。だから採点基準はあなた(櫻坂46)のこれからの人生…」
秋元さんが「正解」からインスパイアを受けたことが、「Buddies」という楽曲に生かされた、と思いたい(妄想したい)だけかもしれないけど…。
櫻坂46…よーい、はじめ。
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