「B級」ニュースステーション
タレント、長濱ねる(22)が13日夜、個人のインスタグラムに2枚の写真を投稿し、「モイ!(世代)」とコメントを添えた。
なんだろう?モイって?
じじい世代には若者言葉がわからないので、ググってみると、Twitterでよく見る「謎ワード」の一つだが、知らないとヤバいらしい。
もとはフィンランド語で「こんにちは」を意味しているという。
ちなみに、そのほか…。
モイモイは「さようなら」
にゅっとは「なう」という意味(いずれもフィンランド語)
駐日フィンランド大使館の公式ツイッターも「Moiもい。」を使っている。
もう何年前だろうか、現役記者のとき、フィンランドに取材旅行に出かけた。
取材といっても、フィンランド政府観光局とフィンランド航空“お抱え”の観光記事を書くのが目的だった。
新聞は毎日、産経、東京など、雑誌はオズマガジンなど。一行15人くらいでフィンランドを満喫した記憶がある。めったに見れないというオーロラも深夜まで待ったかいあって、目に焼き付けることができたし、犬ぞり、スノーモービルも初体験。
北海道生まれで、スキーには自信があったが、初めてはいたクロスカントリースキーは、山頂から滑降するアルペンスキーと全然、勝手が違って、しりもちの連続。みんなに笑われる始末だった。
夜、数人でバーへ行った。子役・皆川おさむの「黒猫のタンゴ」がかかっていて、ビックリした。地元の若い男女が、ぼくたちを日本人だとわかって近寄ってきた。
彼らの説明によると、「日本は、かつて日露戦争でロシアを打ち負かした。だから、フィンランド人は日本人が好き」ということだった。そんな昔のことが、両国友好の礎なんだと知り、「歴史って大事なんだね」と感慨深かった。
さて、そのとき出会ったひとりが、今西乃子さんだった。当時はFin airの広報ウーマンだった。大阪・岸和田出身の姉御肌、とにかく気風がよくて、しゃべってて楽しかった。
その彼女が帰国後、「書き貯めたものがある」と原稿(たしかストリートチルドレンのルポだった)を見せてくれた。たしかな筆力、取材力に脱帽し、一緒に出版社を回ったのも、いい思い出だ。
もう10年以上疎遠にしているが、HPを拝見すると、児童文学作家として活躍されている。 代表作に「ドッグ・シェルター」(金の星社)、「犬たちをおくる日」(金の星社)など。
フィンランドの思い出に……kiitos(キートス)!
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