櫻坂46と日向坂46合同の「W-KEYAKI FES. 2021」が2021年7月9日から11日までの3日間、“聖地”富士急コニファーフォレストで開催された。

 初日(9日)は会場に参戦した。開場(午後4時)に間に合えばいいと電車でちんたら富士急ハイランド駅に向かった。駅からライブ会場のコニファーフォレストまでの道順がわからなかったけど、前の人たち(10人以上いた)の後ろをついていったら、無事到着できた。

◆康、あんたはすごいよ

 会場受取の指定で、ペンライトや推しめんタオル(大沼晶保ちゃん)、キャップなどを購入していたので、受取場所に急いだが、人、人、人…。

 コロナ感染防止の影響で、観客制限されているから混雑は大したことないだろうとたかをくくっていたが、とんでもなかった。どこもすごい列。

 野外ライブ初体験で強烈に思ったことは、「康、あんたはすごいよ」だった。コロナがなければ、もっとすごい人出だったんだろうし。
 これだけの人たちに、熱狂、情熱、歓喜を与え続けている。もちろん、それはメンバーたちの魅力によるんだけど、そもそもの“器”をつくったのは総合プロデューサーの康。

 康推しには怒られるけど、正直、康のことを尊敬したことがなかった。でもね、これだけの熱狂の総数を、目の当たりにすると、「康のすごさ」に度肝を抜かされた。

 グッズだって高級なものはなに一つない。が、オタクたちに飛ぶように売れている。このグッズたちで生計立てている人たちもいるはずで、「金を儲けない社長はクズだ」という言葉が身にしみている、クズのひとりの僕にとって、康は「同時代を生きた傑物のひとり」と実感した。 

◆富士急コニファーフォレストの奇跡

 開演1時間前ぐらい(午後5時頃)に席についた。その直後、ポツポツだった雨が、本降りに変わった。「雷雨の場合は、中断、中止することもある」とのアナウンスも流れた。

 「黒い羊」ヒット祈願の滝行を思い出した。この日のために準備したレインスーツのおかげで、なんとか無事だったが、どんどん寒くなってきた。「大丈夫! 3時間くらい、耐えて見せるさ」と自らを奮い立たせた。

 影ナレが聞こえてきたときはうれしかった。スティックバルーンを叩くと、寒さが吹っ飛ぶような気がした。
 
 ライブが始まると、全員総立ち! 楽しかった。声を出せないのは残念だったけど、スティックバルーンに思いを込めて叩きまくった。

 あれっ?? パフォーマンスを夢中で見ているうちに、まわりの人たちが、フードを外していることに気づいた。あれだけ土砂降りだったのに、いつの間にか、雨がやんでいた。
 「奇跡かな?」。大げさだけど、あのとき、会場にいた全員が、サッカーの「ジョホールバルの歓喜」「マイアミの奇跡」並みのサプライズと感じたんじゃないかな。MCのとき、ゆっかーも「雨がやみましたね」とうれしそうだった。

◆るんちゃんのソロダンスに「おやっ」

 席はほぼほぼ最後尾あたりだったので、メンバーの姿は小さくしか見えなかった。だいたい、正面2か所のスクリーンを見ていた。

 櫻坂46の初の有観客ライブ、センター3人のお披露目といった意味合いを感じた。翌日20歳の誕生日を迎えるるんちゃん森田ひかるが「ソロダンス」を披露したとき、「おやっ?」と思った。

 スカートをひらひらさせて回転する、るんちゃん。
 東京ドームのラストを飾ったてちの「角を曲がる」をほうふつとさせた。 
 ほかの振付でもデジャブ感が…。なんだろう?? そうだ、ピアノの上で踊っていたてちを思い出した。

 どういうことなんだろう。平手友梨奈から森田ひかるへ。センター継承の“舞い”を見せてくれた、ということなのだろうか? 

 大外れかもしれないけどね。機会があれば、るんちゃんに聞いてみたい。