セクハラ社長と「ノブレス・オブリージュ」

 有名ファッションブランドの社長のセクハラ騒動が、欅坂46にも飛び火(?)

 問題の社長は、女性向け洋服ブランド「アースミュージック&エコロジー」などを展開するストライプインターナショナル(岡山市)の石川康晴社長(49)。

 朝日新聞がスクープした記事によると、石川社長が複数の女性社員やスタッフへのセクハラ行為をしたとして、2018年12月に同社で臨時査問会が開かれ、厳重注意を受けていたという。

 同社は「月額定額制で洋服が借り放題」をコンセプトにした新サービス「メチャカリ」などで急成長してきた。

 HPによると、1994年に創立。2018年度の年商(グループ連結)は1364億円、19年1月末時点の社員数は3699人。主力ブランドである「アースミュージック&エコロジー」は、就職活動サイト「マイナビ」の大学生人気ファッションブランドランキング(19年)でユニクロ、GU、ナイキに続く4位と高い人気を保っている。

 欅坂46は同社の社員総会に呼ばれライブを行ったり、メチャカリのCMにも起用されてきた。最近は日向坂のほうにご執心だったようだけど…。

 

 騒動発覚後、過去の石川社長と当時メンバーだった長濱ねるのツーショット写真が取り上げられ、「ねるちゃん、触られてない?」と心配する声もあがった。

 ネットには「社長は女好きというかアイドルも好きだからね」といった書き込みが見られた。

 一方で、 「岡山外の方はご存知ないと思いますが、学生時代に商店街で始めたブティックをここまで成功させた人です。成功後は岡山マラソンや芸術祭、岡山アワードなどをサポート、若手起業家の支援など、結構売り上げを注ぎ込んだり、出産後の元社員の再就職や子連れ出勤をサポートしたりと色々されている方です。ま、下のクセについては知りませんが、私欲を肥やすだけの方ではないということは知っておいてください。」と社長の功績を紹介する声もあった。

 石川社長は同社HPに「セクハラの事実はない」と報道を完全否定するコメントを出した。刑事事件じゃないから、なんとかしらばっくれて、うやむやにしたいと思ってるんだろうね。

 僕もメディアに長くいた人間なのでわかるが、朝日新聞はよく訓練されたマスメディアである。飛ばし記事の多い女性週刊誌などとはわけが違う。まして、相手は大手企業のトップ、政府の審議会の委員も務める大物だ。「100%事実」という裏を取らない限り、記事にはしない。僕たちの時代だったら、社長の首を取るまで(社長辞任するまで)記事を書いて追い詰めるだろうな。

 欅坂は、とんだとばっちりで可哀そうだったね。

 この騒動のニュースを見て、「ノブレス・オブリージュ」という言葉を思い出した。フランス語で、高貴な人ほど品格を求められる、という意味だ。

 いくら経営センスがあっても、(カルロス・ゴーンみたく)金に汚い奴や、女にだらしない奴は「僕は嫌だ!」。

 (6日20:28追記)

 朝日新聞デジタルは6日18:53に、earth石川社長が辞任 「一連の報道でお騒がせ」との記事を配信した。

 思ったより早く全面降伏しましたね。