「B級」ニュースステーション
櫻坂46の原田葵(20)が5日放送のテレビ朝日「タモリ倶楽部」(深夜0時20分)に出演、「現役大学生の…」と紹介された。
この日、番組では「2022年、高校で地理必修化」の話題が取り上げられた。高校で地理は1973年に選択科目に格下げされ、来年じつに49年ぶりに必修科目に返り咲く。
オープニングでは、MCのタモリ(75)、ビビる大木(46)と並んで葵ちゃんが登場し、ビビるから「お隣、現役の大学生ですよ」と紹介された。タモさんが、葵ちゃんの「高校入学」の年が「2016年」だと知り、「おとといじゃない」とつぶやく場面もあった。
高校時代、「地理より歴史派」だったいう葵ちゃんは「歴史は奥深いです。掘れば掘るほど、いろんなことを知れて、面白い」と語り、ビビるは「学生時代、地理を学んだかどうかも記憶がない」。
地理大好きのタモさんは「地図とかなくてどうやって生きてきたの? 池袋行くのに、どっちの方向にあるのか、鉄道が何走っているのか、地図見ないの?」と怪訝そうにすると、葵ちゃんが「地図見ない。携帯が今はあるので、なんでも検索しちゃいます」とスマホ世代らしく言い返し、タモさんをギャフンと言わせた。
番組では、現役の地理教師3人も登場、“49年ぶりに必修返り咲き”に「代打逆転満塁ホームラン」「ついにわれわれの時代がきた」と歓喜の様子を語ったあと、3人の前で特別授業を行った。
その特別授業のテーマが「トンボロ」。博識のタモさんは知っていたが、ビビると葵ちゃんの2人は「なに、それ?」とキョトン。
授業では「陸地と島の間に土砂などが堆積して出来た砂州(さす)のこと」と解説され、香川県小豆島の“エンジェルロード”がそのひとつと紹介された。1日のうち6時間しか、水面上に現れないため、恋人たちの聖地として人気の観光スポットになっている。
そして、“キング・オブ・トンボロ”と紹介されたのが北海道函館市だった。同市は「世界三大夜景」とも「100万ドルの夜景」とも評されるが、イカ漁船の明かりしかない海と、住宅地からの光が煌めく陸地のコントラストが、その美しさの理由。地理の先生いわく「トンボロを生かした」夜景なのだ。
授業を受けた葵ちゃんは「夜景が好きでよく調べるんですけど、きれいな曲線がトンボロだったと知って、こんど自慢してやろうと思います」と、地理愛に目覚めた様子。
ビビるから「ソロ曲でトンボロ、どうですか?」と薦められると、葵ちゃん「ぜひぜひ!」と乗り気だった。さらに、Mステの司会も務めるタモさんが「いいね、トンボロ。話題になるよ!」と太鼓判を押していた。