2夜にわたった「欅共和国2017」鑑賞会、全員がこの瞬間を待っていた。
欅坂バージョン「誰のことを一番愛してる?」が終わり、会場が暗闇と静寂に包まれ、緊張の糸が張り巡らされた。
イントロが始まる。
「あぁ、鳥肌」ファンたちも、みな心のリミットを外し、一瞬も見逃すまいと画面に集中した…。
メンバーからツイートが続く。
ゆっかー「死ぬほど見返しました、この不協和音」
うえむー「イントロがかかる前、いつも両隣のねるちゃんとなーこと手をぎゅって握って気合入れてた不協和音」
途中のねるの「僕は嫌だ」も見どころだった。リリース時のMVのときは可愛いねるのままだったが、パフォーマンスのたびに進化。この日、声が裏返りながら迫真の「僕は嫌だ」が耳に突き刺さり、いよいよクライマックスへ。
ふーちゃん「パフォーマンス中に全身震え上がった、ラスサビの『僕は嫌だ』もうすぐ来る、、、」
2019紅白バージョンとは、また違ったてちの魂の叫び「僕は嫌だ!」。
ファンで埋め尽くされた会場に戦慄が走った。
「鳥肌がああ、、」
「圧巻すぎる」
「不協和音カッコ良すぎます!」
「最後の平手さんの髪の間から見える視線がカッコ良すぎて目を奪われます」
メンバー&ファンともに、魔曲「不協和音」を目に焼き付けた。
このパフォーマンスを超えるのはもはや至難のわざ。2度とセンターをやろうという者も出てこないだろう。
鑑賞会は「不協和音」封印の儀式だったのかもしれない、と思った。
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