「B級」ニュースステーション
俳優の岡田将生(31)、志尊淳(25)と女優・歌手の平手友梨奈(19)が24日放送のフジテレビのトーク番組「ボクらの時代」(日曜朝7時)に出演した。3人は、22日公開の映画「さんかく窓の外側は夜」で共演し、プレイベートでも仲良しになった“さんかく3兄妹”。
この中で、平手は兄2人から、14歳のとき受けた「欅坂46」のオーディションのことを聞かれ、「応募したのは自分じゃなかった」と打ち明けた。
3人はちょうど6歳づつ離れている。番組が始まると、長男まーくんは「おれもこんなに仲良くなると思ってなかった」と語った。
3人の距離がぐっと縮まったのは、福島ロケのときのエピソードだったという。兄2人が撮影をしていた。冗談で、末っ子てちに「来てもいいんだよ」と連絡したところ、学校帰りにてちが往復6時間をかけて現場を訪ねてきた。
まーくんは「うれしかったし、これ、冗談で言っちゃだめだな、と思った瞬間でもあった」、次男のじゅんくんは「てちって、たぶんみんなが思っている以上に、めちゃくちゃ素直」と感じた。
まーくんがてちに「ず~っと人見知りなの?」と聞くと、「なんで、そんなちょっとキレ気味で言うの?なんかさあ…」と、12歳上の長男に反抗しかけたが、「でも、わたし、ちっちゃいころ、“トトロのメイちゃん”って呼ばれてたんだよ。たぶん、天真爛漫だし」と、幼少期の思い出を語った。
じゅんくんは「本来、そんな気がしてきた。一番深い根っこにある部分は天真爛漫なんじゃないかな。だってテレビの前の笑顔と、ご飯食べててイタズラ成功したときの笑顔がやっぱ全然違うもん」と納得顔。
3人はコロナ感染防止のための自粛期間中もテレビ電話で連絡しあっていた。
じゅんくんは「てち、家ある? 家に住んでる?みたいに思った」と、てちの謎の私生活にふれると、「よく生活感、ないって言われる」。
これに、じゅんくんが「皆無でしょ?」と重ねると、「皆無?どういう意味?」と怪訝そうなてち。
じゅんくんが「まったくないってこと」と説明したが、てちは「家が?」とトンチンカンな反応。
「違う、違う、生活感がさ」とじゅんくん。
まーくんは「こういうところもあるからさ、また可愛らしい部分がちゃんとあるからさ」とフォローしていた。
得意料理の話題で、てちは「自分につくるのはあんまりできなくて、マネージャーさんにつくったりとか。オムライスとかつくった」と明かした。
これに、じゅんくんが「つくってきてほしいね、てちライス」と反応すると、「やだよ。やだよ」と首を振った。横で爆笑していたまーくんには、「なに、いまマズそうって思ったでしょ」と不服そうな顔をしてツッコんでいた。
3人それぞれが芸能界入りのきっかけを振り返った。
てちが、アイドルグループ「欅坂46」のオーディションを受けたのは14歳だった。
「自分から受けたの?」と聞かれると、「いやいやいや…。自分からは…」。
「だれかが応募したの?」には、「そう、そう、そう」と答えた。
これまでオーディションのエピソードでは、「自分を変えたい」と応募したと説明していたが、「他薦」だったことを明かしたのは、今回が初めてかもしれない。
てちは「なんかもう、絶対受からないからって言われてて、で、私も絶対受からないって思ってて」と振り返ったが、お披露目のフォトセッションから“センター”に位置付けられ、合格後の気持ちは「えっ?てなった」と思い出していた。
学生時代、モテたか?という話題で、兄2人のモテモテエピソードを聞かされた。
まーくんから「自分はどうだったの?」と水を向けられると、「いや、モテるわけないでしょ」と、自分の顔を指さしながら完全否定。
「そんなことないよ」と2人がとりなすと、「私もモテたって言ってみたい。言ってみたいよ」と言い出した。
まーくんが「じゃ、今、言ってみようよ。嘘でもいいから」と提案、「てち、学生時代モテた?」と聞かれ、「すっごいモテたんだよね」とドヤ顔をしてみせたのも一瞬、「うそくさい」と照れた。
兄2人が「いいじゃん」「てちめっちゃいいじゃん」「いまやっと楽しそうだった」と反応すると、てちは「モテたかったですよ、告白とかされてみたかった」と話した。
結婚願望をめぐっては、じゅんくんは「いますぐでも、できるなら(結婚)したい」。一方のまーくんは「まだ地に足ついてないから」と慎重だった。
てちは「わたしも、(結婚願望が)なくはないかな」と答えた。
「理想の男性のタイプ」については、答えなかった。「こんな自分だよ。わかってくれる人なんて、ほんとうにいないと思う」。
そのうえで、「“平手友梨奈”って人がいたとしたら、絶対、わたし、その人のマネージャーやりたくないもの。めんどうくさいから、絶対」と決めつけた。
じゅんくんから「自分で面倒くさい人だって自覚はあるの?」と聞かれると、「あるあるある、
すっごい面倒くさいし、すっごいやっかいだし」と答えた。
まーくんは、てちが「子供好き」と言っていたことをあげ、「ちゃんとお母さんしそう。そのときは、この仕事やめてるんじゃない」「いい意味で、てちって不器用じゃない。ひとつのことしかできないというか。お母さんになったら、お母さんです、みたいな感じになりそう」と予想していた。