「なーこ市」構想(長沢菜々香市長)その1

なーこツイッター

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なーこちゃん(長沢菜々香)は近く、「ファンクラブ」を開設すると自身のツイッターやインスタライブなどで表明している。大勢のフォロワーからの「絶対参加する」との声に後押しされている。

 

ファンクラブの話を聞いたとき、キングコング西野亮廣の成功例が参考になるのではないか、と直感した。西野はお笑いで人気者になりながら「芸人」の世界にこだわることなく、最近では絵本作家などとして活躍する異能の人。

なーこちゃんも「けやかけ」で見せたプレゼン力(山形ロケ企画など)や、もちろんみなさんご存じの4コマ漫画家の顔も持つ、さまざまなセンスや可能性を秘めた人。西野と共通項があると思った。

といって西野のことを詳しく知っているわけではなかった。少し前だが、「ダウンタウンなう」に出演したさい、自らのオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」の会員が2~3万人を数え、絵本ビジネスも順調と紹介されているのを見た程度だ。このとき、まっちゃんに同じような「オンラインサロン」をつくったほうがいいと勧めていたのが記憶に残った。

今回、ネットで西野のことを少しだけ調べてみた。
会員ビジネスに関し、決定的に意識が違っていることに正直驚いた。

僕も起業家時代、ニッチなビジネスを展開した。SNSがこれほど普及する前の黎明期に、特化型のSNSをつくったこともあった。無料会員は集まるけど、有料会員はわずか。ネットビジネスでの「有料」のハードルの高さに、まず苦戦した。さらに、そもそも少ない有料会員を飯のタネにするには、かなり高い商品を買ってもらわないといけないため、ハードルはますます上がった。

身もふたもない言い方をすると、客からいくらふんだくれるかばかり考えていた。発想は、ぼったくりだったかもしれない。

西野の発想はまるで違った。たとえば絵本をつくった。それをサロンの会員に買ってもらうことが彼のビジネスモデルではない。

僕らの感覚だと、サロンの会員=金払ってくれる人。
西野の場合は、サロンの会員はビジネスパートナーのような位置づけ。絵本も一人でつくるより、(映画製作のように)分業にしたほうが作品の質があがる。サロンの仲間たちと絵本ビジネスを共有する。絵本は、会員だけに売るんじゃない。会員以外にもどんどん売っていく。上がった収益は、サロンに還元するという仕組みをつくっている。

また、サロンの会員からのビジネスヒントをもとに、新しいことにチャレンジすることも可能だ。サロンの収益だけでお金がたりない場合は、クラウドファンディングも利用した。

僕の言いたいことがわかってもらえるだろうか。僕の失敗は、小さいサークルの中だけで、なんとかお金を使ってもらおうと悪戦苦闘したこと。お金を獲得する先は、サークルの中だけじゃなく、むしろ外にあった。サークルのメンバーは、お金を落としてくれる人じゃなく、一緒にビジネスを推進してくれる仲間と気づくべきだった。

西野は、自らのエンタメ研究所を「街に近いかもしれない」と語っている。

なーこちゃんのつくる「ファンクラブ」も街(たとえば、なーこ市)にしてみるのはどうだろうか。なーこ市長の掲げる政策や「マニフェスト」を、住民たちも一緒になって推進していく。(もちろん住民税は払うよ)。

なーこちゃんという稀有なアイドルにハマったせいか、勝手な妄想がどんどん広がっていく…。

(この項つづく)