作家の志茂田景樹さん(80)が30日、自らのTwitterに投稿した一文が「とても心に刺さりました」と反響を呼んでいる。(志茂田さんのツイッター画像から)
その一文がつぎのとおり。
「自分より優れたものを持っているから嫉むんじゃないの。嫉んじゃそれで終わる。自分より優れたものを持っている人があっちにもこっちにもいたら、シメタ 、シメタ、と思わなきゃ。時間をかけてその優れたものを吸収していけばいい。やがて自分も吸収される立場になる。人間それでいいんだよ。」
志茂田さんといえば、「黄色い牙」で第83回直木賞を受賞、その後も「孔雀警視」シリーズなどのヒット作を数多く上梓した大物作家だが、僕らの世代だと、「いいとも!」などのバラエティー番組に奇抜なファッションで登場した姿のほうが記憶に残っている。
おちゃらけ、やってたように見えてたけど、やっぱりひとかどの人物は、物事に向き合う姿勢が違った。
若い人たちに伝えたい一言、と思った。