ファンになってから、てち（平手友梨奈）の映像を見まくってきたつもりだが、これほど笑顔満開だったのは記憶にない。3日放送の「イッテQ」（日本テレビ「世界の果てまでイッテQ！新春スペシャル！」）のてちの姿が、可愛くて、幸せな気持ちになった。
「ダンスの理由」のイケメンてちは女性ファンに圧倒的に人気のようだけど、キャロかったり、バブだったり、ちょっといたずらっ子なてちも、個人的には大好き。欅坂46時代だと、「二人セゾン」の、あの可憐ではかない表情のてちが、どうしようもなく好き。
うっちゃん（MCの内村光良）も、紅白の総合司会を4年連続で務めるという（多分、いまやタモリさんと並ぶほどの）大御所なのに、てちオタぶりを100％発揮していたね。
【参考記事】戦う集団…内村光良が語る「欅坂46」の魅力
てちがサプライズで登場すると、「いやいやいや、ウソ、ウソでしょ、マジで…。本物？ 本物だよね」とうろたえ、「立てません」と腰を抜かすほど。（VTR映像では、この場面で欅坂46のデビュー曲「サイレントマジョリティー」が流れた）
さらに、「イモト(アヤコ)が安室(奈美恵)さんに会った時ってこういう感じだったのかな」「ダンス、表現力、完璧じゃないですか。ああいう芸能人になりたかった」と大絶賛の嵐。
「おれ、ロケ始まっても1時間くらい上の空だった」とうっちゃんがスタジオでロケを振り返ると、イッテQメンバーたちから「（メンバーに対するときと比べ）声も優しいもん」などとツッコまれていた。
2人は福岡県の無形文化財に指定されている曲芸「筑前博多独楽(コマ)」にチャレンジすることになった。当初は「できたらカッコいいけどね…」と渋っていたうっちゃんだったが、てちから「カッコいい内村さんを見たい」と言われ、「やるわ！俺、やるわ！」とキリっとした表情に変わった。
てちも、「けやかけ」以来のジャージ姿で、コマの特訓を受けた。うっちゃんが悪戦苦闘していると、即興の応援ダンスを披露したが、このシーンも話題になった。
「あれ、ダンスあんな感じだったっけ？」と怪訝そうなうっちゃん。
てちが「今、すんごいダサい…ちょっとカットしてもらっていいですか。すっごいダサかった」と照れると、うっちゃんは「あのダンスの天才が…」とビックリしていた。
こうした楽しいシーンの連続のあと、2人そろって着物姿に着替え、本番へ。
てちは、「ライブ並みに緊張」と話していたが、羽子板の上でコマを回すパフォーマンスに見事成功、イッテQメンバーから「すごい！」「上手」と声があがった。
うっちゃんが挑戦した「万灯」は、十分な回転を与えたコマで、ひもを駆け上がらせ、くす玉を割るという、超絶難度の技。シロートがそう簡単に成功できるものではなさそう、「ああ、惜しい」という場面もあったが、途中まで駆け上っても失速するコマ。
うっちゃんは、くす玉を支えるひもを手にしていたてちに向かって「友梨奈、下げて、下げて…。そこ」と指示。
ついに開始から2時間、20回以上の苦闘の連続のすえ、成功した。会場には「やっと帰れる」と安堵の空気が流れたという。
うっちゃんは最後に感想として「いやあ、まいったね。隠し芸、嫌だ」とつぶやいたあと、「僕は嫌だ！」と絶叫した。これには、てちも思わず大笑い。VTR映像では、「不協和音」も流れた。
てちはスタジオにも登場。イッテQメンバーに囲まれながらVTRを見て終始、笑顔だった。
ネット上は「ワイプてち可愛いし、最高の正月」といった声であふれ、素の“キャロてち”を引き出してくれたうっちゃんへの感謝の言葉も目立った。
