むかし、むかし…。
静岡のある港町に、ぽっぽと呼ばれる可愛い女の子がいたそうじゃ。
このおうちは代々、曾おじいさんのころから漁師を生業としていた。
お父さんは元気印の“The海の男”
小学校のPTA会長時代には、あいさつで「ふぁいと いっぱつ オロナミンC!」とぶちかまし、全校生徒を大爆笑させたエピソードももつ。
そんな豪快なお父さんにも、悩みがあったんじゃ。
生まれてきたのは3姉妹(ぽっぽは真ん中)。
跡継ぎの男の子がいなくて困ったお父さんは、まだ小学生だったぽっぽの“いいなづけ”をみつけようとしたらしい。
そんなお父さんをみて、ぽっぽは思った。
「なんてお父さんだ!!」
それから月日が流れ、ぽっぽは美しく成長し、アイドルになった。
“反復横跳び”という武器をひっさげ、バラエティー番組でも大活躍。
そして、お父さんの“悩み”も無事、解決したんだとか。
ぽっぽのお姉さんが漁師になったのだ。いまでは毎日、お父さんと一緒に漁に出ているという。
めでたし、めでたし…。
(次回は枯れたベンジャミン?をお送りします)