今になると、改名して間違いだったとは思わない。櫻坂46のメンバーは前を向いてひたむきに努力していて素晴らしい。ただ、心の奥底に「なんで改名したんだろう」という疑問が、小骨のように残っている気もする。
櫻坂46は4月10日、フジテレビの音楽特番「HEY！HEY！NEO！ MUSIC CHAMP」に出演、2ndシングル「BAN」を披露した。MCのダウンタウンとは初共演だった。
冒頭、ナレーションと過去映像で櫻坂46のことを紹介したが、浜ちゃん浜田雅功(57)の反応が面白かったので一部採録したい。
ナレーションが「2015年、乃木坂46に続く坂道シリーズ第2弾となる欅坂46として誕生、2016年にはサイレントマジョリティーで鮮烈なデビュー、強く鋭いメッセージはアイドルの概念を変えた」と伝え、「わずか8か月で紅白歌合戦への出場が決定し、以後4年連続で出場」と紹介した。
すると、浜ちゃん「すごいなあ」「8か月で紅白出るんや」。さらに「デビュー曲から8作連続シングル1位を獲得」という記録に、「ええ～っ、ほんまかいな」と仰天した。
画面には2019年の東京ドーム公演の模様が映しだされ、「2日間で10万人を動員するなど、トップアーティストとして着実に前進していた」ことも報告された。
浜ちゃんは「ほんまかいな、これ」「そんなに入ってる？ 10万人やで」と度肝を抜かれた様子だった。
「しかし…」とナレーション。
昨年7月の無観客・配信ライブでキャプテン菅井友香が「私たち欅坂46はこの5年間の歴史に幕を閉じます」と涙でメッセージをおくるシーンが流れた。
「ええっ、なんで？？」と浜ちゃん。映像のゆっかーが「欅坂46とは前向きなお別れをします」と告げると、「あらっ！」と驚いていた。
続けてナレーションが「昨年（2020年）7月に突如、改名を発表、10月に開催したラストライブをもって欅坂46としての活動に幕を下ろし、櫻坂46として新たにスタートを切った！」と報告。
さらに1stシングル「Nobody’s fault」が40万枚以上を売り上げ、オリコンシングル週間ランキング初登場1位を獲得したことが紹介されると、浜ちゃん、「えっ？ ほんまかいな、おい」とまたまた仰天の様子。
ナレーションは「さらに櫻坂46として紅白初出場を果たした。欅坂46の本質を受け継ぎ、強烈なメッセージ性を発信し続けるアイドルグループ、それが櫻坂46！」とまとめた。
